北海道独自の補助金が発表されました。申請受付中です!
詳しくは下記をご覧いただきたいのですが、応募が早いほど採択されやすい補助金なのではないかと思われます。幅広い経費が対象となりますので、ぜひご検討ください。
正式名称は「中小・小規模企業賃上げ環境整備等支援事業費補助金2026」です 。この記事では簡単に「賃上げ補助金2026」と呼びます。

賃上げ補助金2026の概要
| 対象者 | 道内の中小・小規模企業 |
| 補助金額 | 最大300万円 ※下記で詳しく |
| 補助率 | 3/4もしくは1/2 ※事業費ベースで最大400万円 |
| 補助対象となる経費 | 新商品開発や販路拡大、設備投資(デジタル技術の導入含む)等に要する経費 ※基本は事業期間内に購入したものが対象だが、令和8年2月20日以降に契約(購入)したものも対象とできる |
| 募集期間(現在募集中) | 5/15(金)~9/30(水) ※予算上限に達し次第終了 |
| 要件 | ・事業終了時までに1円以上の賃上げが必要 ・「パートナーシップ構築宣言」への登録・公表企業 |
大企業と中小企業が共に成長できる持続可能な関係(取引適正化など)を築くことを、企業のトップが宣言する国の制度です 。
登録作業自体はさほど難しくありませんが、公表されるまでに時間がかかるので早めの登録がお勧めです。
原則として、2025年12月時点で雇用している従業員がいない場合は対象外です 。ただし、2026年1月から事業完了日までの間に新たに従業員を雇い入れる場合に限り、申請時に「新規雇用誓約書」を出すことで「通常枠」として申請可能です(事業完了までに雇えなかった場合は対象外になります) 。
補助金額と補助率は2パターン
賃上げの実施割合によって「通常枠」と「促進枠」の2つの区分があり、上限額が変わります 。いずれの区分でも対象となる事業費は400万円(税抜)が上限になります。
| 申請区分 | 賃上げ率の要件 | 補助率 | 補助上限額 |
| 通常枠 | 0%超(1円以上) | 1/2 | 200万円 |
| 促進枠 | 4.0%超 | 3/4 | 300万円 |
応募期間と締め切り(9/30までだが、早めの応募が良い)
応募期間は5/15~9/30までとなっていますが、「予算に達し次第終了」と明記されています。また、要領内に採択者発表日の記載はありません。ということは・・・
- 随時、補助金採択者が決定されていく(期間内に定期的に審査があると思われます)
- 役所視点でみれば予算を余らせたくはないはずなので、早いうちに採択者の大半を決めてしまう可能性が高い
- 相対評価ではなく絶対評価で審査されるので、早い時期にしっかりした申請をすれば採択される可能性が高い
つまり、①早い時期ほど採択される可能性は高い、②事実上の「早い者勝ち」に近い状況となる、ということが予想されますので、早めの応募をおすすめします。
賃上げ補助金2026の想定活用例
「生産性を高め、経営を改善する取り組み」に対して幅広い経費が認められています 。手引に記載されている具体例や想定される事業についてまとめました。
なお経費は、機械装置費、専用システム構築費、クラウド使用料、店舗の改装外注費、新商品の開発費、広報費(チラシ・HP作成など)、展示会出展費、さらには従業員の研修費などが対象になります 。

①農業事業者
- スマート農業の導入:自動操舵装置、ドローンを用いたセンシングによる生育状況や病害虫発生状況の確認作業の効率化 など
- 新分野展開(高付加価値化): 6次産業化へ転換するために必要な食品加工機械や急速冷凍機の導入、ネット通販(ECサイト)や農場直売所で無人・夜間でも販売して売上を確保する取組 など
②飲食店
- 新分野展開: 急速冷凍装置を導入し、従来の店内飲食だけでなく「仕出し・弁当」や「冷凍食品の自動販売機設置」による無人・夜間販売
- コスト抑制: セルフオーダーシステムや配膳ロボットを導入し、人手不足を解消して業務効率化
③ 製造業
- 生産方式の変更: 受託加工中心のビジネスから脱却するため、業務用3Dプリンターを導入して自社製品の開発に着手する
- ロス削減: 生産管理システムや作業ロボットを導入し、品質の安定化や原材料の破損ロスを減らす 。
④ サービス業・小売業
- 新たなサービス提供: VR(仮想現実)システムを導入し、リフォームの施工効果を3Dバーチャル映像で顧客に説明できるようにして成約率を高める
- 顧客流出防止: 顧客データ管理システムを導入し、定期点検の通知自動化やWEB予約システムによって新規顧客の獲得と囲い込みを狙う
応募とその後の流れ
- ①申請書類の作成と応募:申請書には「現在の課題」と「補助金を使う取組内容とその効果」について具体的に記載して応募します(見積書やカタログ、決算書などの必要書類も一緒に提出します)
- ②補助金の採択:採択されたら、設備等を購入し事業を実施します
- ③実績報告と請求:事業完了後14日以内または2027年1月8日のいずれか早い日までに実績報告書を提出し補助金を請求します
- ④補助金の入金:事務局の審査が完了したら補助金が入金されます
国の補助金では補助金採択後に5年程度の実績報告が必要なものもあるので、事業者にとって負担の少ない補助金ですね!
申請にあたっての注意点
- 「単なる置き換え」や「汎用品」は対象外(PCや車などが不可になります)
- 「銀行振込」または「クレカ決済」のみ(現金不可、クレカ支払い時のポイントは差し引く)
- 10万円以上の支払いは「相見積もり」が必須
- 消費税は対象外
- 賃上げ対象となる従業員には「日雇い労働者」、「2ヶ月以内の短期契約」、「試用期間中」、「役員」、「個人事業主の家族専従者」は含まれない
当事務所に申請サポートをご依頼いただいた場合
道内どこからでもお申込みいただけます。オンライン会議にて無料のヒアリングをさせていただきます。
| 着手金 | 55,000円(税込) |
| 成功報酬 | 交付金額の10%+税(計11%) |
※この補助金につきましては最低報酬額の設定はありませんので、事業費が少額でもお気軽にご相談ください。
お問合せ
お問合せやご相談につきましては、以下フォームからのご連絡とさせていただいております。
内容を確認次第、折り返しメールにて詳細なお打ち合わせ日時(直接もしくはオンライン面談)等についてお返事いたします。

